法事・法要

仏壇に供える花|胡蝶蘭が選ばれる3つの理由!

仏壇に供える花|胡蝶蘭が選ばれる3つの理由!

お祝いの席で贈られるイメージの強い胡蝶蘭ですが、実は法事の際の仏壇に供える花(供花)として多く選ばれていることをご存知でしょうか。実は清らかなイメージの胡蝶蘭は、故人を弔いご遺族の方の気持ちにも寄り添えるお花なんですよ。

今回は胡蝶蘭が法事に選ばれる理由と、主に四十九日までの法事に胡蝶蘭を贈る際のマナーをご紹介します。

胡蝶蘭大輪白 お供え用 切り花 5本入り ボックス
8,250円税込

出典:産地直送で胡蝶蘭を配送【HitoHana】

仏壇に供える花|胡蝶蘭が選ばれる3つの理由!

胡蝶蘭が法事に選ばれる3つの理由!

胡蝶蘭が選ばれる3つの理由!

なぜ胡蝶蘭を法事に贈る方が増えているのかをご説明しましょう。お悔やみには四十九日法要までは白い色の花を選ぶことが一般的です。

胡蝶蘭が選ばれる3つの理由
  • 1,白く美しい胡蝶蘭の花は洋花葬にも和花葬にも違和感なく合わせられるのが、選ばれる理由です。
  • 2,加えて胡蝶蘭はお供えにはそぐわないとされている棘もなく、上品で華やかな姿が御霊前にお供えするのにふさわしいことも理由のひとつとして考えられます。
  • 3,鉢植えの胡蝶蘭はアレンジメントなどの切り花に比べても花持ちが良く、水やりなどの手間も多くありません。

法事の前後の忙しい時期でお世話が出来なくても、胡蝶蘭は綺麗なお花を咲かせてくれるのでご遺族に負担をかけずにすみますよ。また法事を行う側も法事に備えてお花を用意しますが、法事を行う側のお花と被らないという点でも胡蝶蘭は法事の際に選ばれるお花と言えるでしょう。

法事の際に胡蝶蘭!

故人を偲ぶ法事の際に胡蝶蘭を贈る方が増えています。法事は身内など親しい人が集まって故人の冥福を祈り、その霊を慰める仏教的な儀式です。今回は法事の席で胡蝶蘭が選ばれる理由と、法事に胡蝶蘭を贈る際のマナーをご紹介します。まずは法事とはどのような儀式かについてご説明しましょう。

法事とは?

法事とは仏教において故人を供養する儀式全体のことを指します。厳密にはお経をあげてもらう追善供養法要と呼び、追善供養の後の会食まで含むもの法事と呼びます。

法要は遺族が故人の冥福を祈るためのものでしたが、現在では法事と法要はほとんど同じような意味で使われています。

法事には、具体的に以下のようなものがあります。

  • 初七日 追善法要
  • 四十九日 追善法要/忌明け
  • 百か日
  • 一周忌
  • 三回忌
  • 七回忌
  • 十三回忌
  • 十七回忌
  • 二十三回忌
  • 二十七回忌
  • 三十三回忌 弔い上げ

仏式の場合、初七日の法要を葬儀と同時に行うことが多くなっています。

四十九日の法要は忌明けの日として親族・知人・友人も参列し、僧侶による読経の後に焼香や会食が行われます。法事に胡蝶蘭を贈りたい場合は四十九日とそれ以降の法事に贈ると良いでしょう。

胡蝶蘭大輪:アポロン

「アポロン」は、お祝いだけではなく、四十九日以降のお供えのお花としても贈る方がいらっしゃいます。四十九日以降は、故人の好きな色を贈くってもいいのです。

 

胡蝶蘭大輪:アポロン 3本立ち 35輪〜40輪前後
22,000円税込

胡蝶蘭大輪:ピンク

胡蝶蘭大輪:ピンク 3本立ち 35輪〜40輪前後
22,000円税込

出典:産地直送で胡蝶蘭を配送【HitoHana】

法事に胡蝶蘭を贈る時のマナー

法事がどのような儀式でどのような種類のものがあるのか、さらに胡蝶蘭が法事に贈るのにふさわしいお花である理由についてお分かりいただけたでしょうか。お悔やみの気持ちをきちんと先方に伝えるためにも、法事の際に胡蝶蘭を贈る場合は遺族の方に失礼のないように注意したいものですね。それでは次に胡蝶蘭を法事に贈る際のマナーについてご説明しますので、ぜひ参考にして下さいね。

贈る時期

法事や命日に胡蝶蘭を贈る時、配慮が必要となるのが贈る時期です。当日はご家族はお寺やお墓での法要や親族の集まりで留守がちになると予想されることが、その理由です。自宅への発送は前日までに届くように贈って下さいね。自宅で法事が行われる場合は、喪主の方を受取人として胡蝶蘭を贈りましょう。一方お寺が法事の会場である場合には送付先の住所にお寺の住所と名前を、送付先の氏名を喪主の方とするのが正しい方法です。

花の色

実は法事に胡蝶蘭を贈る際には、四十九日前とそれ以降に贈る花色に違いがあります。四十九日前に贈るお花の色は基本的には白が良いとされていますので、必ず白の胡蝶蘭を贈るようにします。一方で四十九日を過ぎてからは少しずつ淡い色合いのもの、故人の好きだった色などを織り交ぜて明るい色合いの胡蝶蘭を選ぶのも良いでしょう。ご遺族に明るさを取り戻してもらえるような、素敵な胡蝶蘭をぜひ贈ってあげて下さいね。

立札

斎場やお寺に届ける場合は立札に送り主の名前を入れておくと誰からの贈り物かわかりやすいため、立札を立てると良いでしょう。立札は表書きを「供」や「御供」とし隣に贈り主の名前を書くのが一般的です。自宅に贈る場合にはメッセージカードに一言、故人を偲ぶ言葉を書き添えて贈るのも良いですね。多くの胡蝶蘭の通販サイトでは、木札やメッセージカードの無料サービスもありますので是非活用してみて下さいね。

ラッピング

胡蝶蘭を贈る際のラッピングは派手な色や豪華すぎるリボンは避けましょう。お葬式や法要で派手な色が良しとされないことと同様に、ラッピングやリボンも派手な印象を与えるものは好まれないからです。ご遺族の方の気持ちに寄り添えるような淡い色合いの白や薄紫、緑などがおすすめです。自分で判断がつきかねる場合は、お店の方に法事用の贈り物であることを伝えると良いでしょう。ふさわしいラッピングやリボンを選んでくれますよ。

相場

法事で胡蝶蘭を贈る時の相場は故人との関係によって変わってきます。まとめると以下のようになります。

  • 友人・知人の場合…10,000〜15,000円くらい
  • 家族・親戚の場合…10,000〜30,000円くらい
  • 取引先等の場合…10,000円~30,000円くらい

個人との関係によって贈るべき胡蝶蘭の相場は変わりますから、贈る際には失礼のない値段のものを選ぶよう注意して下さいね。

ご遺族の方の迷惑になったり不快な思いにさせないためにも、法事に胡蝶蘭を贈る際のマナーはぜひ忘れないようにしたいですね。胡蝶蘭を法事で贈る際には、ご遺族の気持ちを考えて贈ることが何より大切なのです。

胡蝶蘭を法事で贈る四十九日以前のシーン

法事に胡蝶蘭を贈る際は、贈る時期を配慮したり花やラッピングの色に気を配るなどのマナーに気を配る必要があることはお分かりいただけたでしょうか。

胡蝶蘭は四十九日からの法要の時に贈ることが多いお花ですが、実は例外もあります。それは個人と特にゆかりのある方や葬儀に参列できない方が、それ以前にお花を贈る場合です。それではここからは、四十九日以前ではどんな場面でお花を贈ると良いかについてご説明していきます。

枕花

亡くなってから通夜や告別式などの葬儀までの間、ご遺体の枕元にはお花を飾ります。この時飾るお花を枕花と呼びます。枕花は故人や遺族の方と特にゆかりの深い方が贈ることが一般的です。一対で飾ることが多いですが、一つだけで飾る場合もあるようです。通常は遺族が用意しますが、葬儀の前にご遺族を訪問する場合は、直接枕花を持参するのも良いでしょう。

供花

供花(きょうか/くげ)とは、法事の際にお供え物と一緒に祭壇に供える花のことです。基本的に通夜や告別式に参列する場合はお花を持って行く必要はありません。

つまり供花とは、遺族や親族、故人と特に親しかった方や遠方で参列できない方が贈るお花なのです。

しかし葬儀場などにお花を贈ると逆に迷惑となる場合もありますので、まずは葬儀が行われる斎場やホールに入っている葬儀社に確認するようにしましょう。

大抵の場合、同じように法事に供花を贈る他の方と同じお花を手配してくれますよ。四十九日までは白い花を贈ることが一般的ですが、供花は故人の好きだった花や色つきのお花をお供えすることもあります。

主要な法事・法要の種類

種類 時期 現在での扱い
追悼法要 初七日 7日目 遺族、親族、知人・友人、僧侶が参列。
二七日 14日目 遺族のみ。省略されることもある。
三七日 21日目 同上。
四七日 28日目 同上。
五七日 35日目 同上。※この日を忌明けとする宗派もある。
六七日 42日目 遺族のみ。省略されることもある。
四十九日 49日目 遺族、親族、知人・友人、僧侶が参列。忌明けの日。
百か日 100日目 遺族のみ。省略されることもある。
年忌法要 一周忌 満1年目 遺族、親族、知人・友人、僧侶が参列。
三回忌 満2年目 同上。
七回忌 満6年目 遺族、親族で供養。七回忌以降は縮小傾向にある。
十三回忌 満12年目 遺族のみ。
十七回忌 満16年目 遺族のみ。省略されることもある。
二十三回忌 満22年目 同上。
二十七回忌 満26年目 同上。
三十三回忌 満32年目 遺族のみ。三十三回忌で弔い上げの場合が多い。

出典:https://www.osohshiki.jp/column/article/15/

四十九日前の法事・法要の際は白花を用いることがマナーとなりますが、

その後は故人のお好きだった色などお好みの色が選べます。故人が女性の場合は、ピンクの大輪の胡蝶蘭などが喜ばれています。

法事・法要の胡蝶蘭特集はこちら

四十九日法要までは白い色の花

出典:産地直送で胡蝶蘭を配送【HitoHana】

 (税込、送料込、ラッピング無料)

四十九日前の法事・法要の際は白花を用いることがマナーとなりますが、その後は故人のお好きだった色などお好みの色が選べます。

1位 胡蝶蘭大輪白3本立ち

白上がりの供花に適した大輪の胡蝶蘭です。葬儀や御霊前の法要はもちろん、凛とした美しさは、四十九日以降の法要にもふさわしい花といえるでしょう。

出典:産地直送で胡蝶蘭を配送【HitoHana】

 (税込、送料込、ラッピング無料)

2位 胡蝶蘭大輪3本立ち

優美で上品な雰囲気はフォーマルな場で重宝し、供花にも選ばれています。2万円の価格帯では大輪の3本立ち、中大輪・ミディの5本立ちなど、見栄えのする商品を彩り豊かなラインナップでご用意しております。

出典:産地直送で胡蝶蘭を配送【HitoHana】

 (税込、送料込、ラッピング無料)

3位 胡蝶蘭中大輪おぼろづき3本立ち

四十九日以降の法要の供花に適した、中大輪おぼろづきの胡蝶蘭です。白上がりの供花に比べるとグッと華やかなイメージになりますが、おぼろづきは明るい気持ちをもたらします。頃合いを見計らって贈るのにおすすめの花です。

出典:産地直送で胡蝶蘭を配送【HitoHana】

 (税込、送料込、ラッピング無料)

まとめ

いかがでしたか?お祝いの席で贈られるイメージが強い胡蝶蘭は、花持ちの良さや育てやすさなどの理由により法事に選ばれることをお分かりいただけたかと思います。

美しい姿はお悔やみの場面でもご遺族の方の心に寄り添ってくれることでしょう。胡蝶蘭を法事に贈る際には先方に失礼になることなく、きちんとお悔やみの気持ちを伝えられるよう贈る時期やお花やラッピングの色合いなどマナーに注意して贈ってくださいね。

四十九日からの法事に贈ることの多い胡蝶蘭ですが、場合によってはそれ以前に贈るケースもありますからぜひ参考にして下さい。

この記事が、ご遺族の気持ちに寄り添えるような素敵な胡蝶蘭を選ぶ手助けになれば幸いです。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございます。